約一年ぶり!

とんでもない期間を空けてしまいました。

約一年です。

予想通りブログの書き方が分からなくなってました(笑)。

 

書くことがなかったわけではなく、むしろ人生の中でも大きな変化のあった一年間でした。

たくさんのイベントを主催し、主催してもらい、新たな出会いもたくさんあり、友達もたくさんできました。

が、最近、移転してから始めたイベントを全て終わらせる、という決断をしました。

 

自分の個性を築くこと。個性を発揮すること。

独立し、さらに移転してから大切にしていたことは「やりたいこと」を積極的に、「避けたいもの」を大切にすることでした。

自分の中でやりたいと思えば、誰かに何を言われるまでもなく、始めること。

自分の中で避けたいものであれば、誰かに誘われても「NO」と断ること。

そうすることで自分という個性が活かされ、確立していくような気がしたんです。

おかげでどんどん自分で自分のことを好きになっていった(元から自分で自分のこと好きでしょという声もありますが)。

 

個性が確立されてきた中で見えてきたことは、自分にとって大切なことは「人に喜んでもらう事」。

それを生きがいとし、何をすれば喜んでもらえるかを考え、それをカタチにする事は本当に幸せなことだった。

プラスなフェスという祭りを開催して全国からたくさんの人がプラスホームにやってきてくれた

友人の書道家「蘭鳳」さんによる書道パフォーマンスと書き初めワークショップ

 

ちょっとゆるめの異業種交流会なんてものも開催

 

新しくできた地元の仲間たちでハロウィンパーティー

 

地元の整体師さんたちを集めて色んな技を披露してもらう「もみフェス」

 

子どもたちに楽しくお金の勉強をしてもらうイベントも開催してもらった

 

友人のスバキリこと小西さんにやりたい事を叶える手段「クラウドファンディング」についてセミナーを開き大好評

 

自分の居場所がなかった頃、何とか街の皆さんが交流し合える場所を作りたいと公園で飲み物をふるまう活動をしたが、不審者扱いされ役所の方に通報された。

かやまの休憩室

不審者扱いされ住民の方に通報されるという鉄板ネタになっている「かやまの休憩室」

 

だけど、やっている事、頭の中は同じでも、居場所ができた時、今度は色んなやってきたことを街の方に発表してほしいと伏見区役所醍醐支所で話す機会も頂いた。

まちづくりプレーヤー講師として大爆笑を勝ち取りました

 

ただ、やりたいことをカタチにしたくさん「ありがとう」と言ってもらうことは楽しい毎日ではあったけど、一方でボランティアばかりで、思うようにビジネスで成果が表れることはなかった。

 

避けてたものを見つめ直す

「人を喜ばせる」ということは単なる自己満足なのか。

自分という個性がダメなのか。

自分という個性が本当の意味で受け入れてもらえないから成果が出ないのか。

と、何度も考えた。

 

何度も考えるうちに、

本当に自分の個性が出ているのか。

と、考えるようになった。

 

3月の終わり頃だったか、改めて自分の「避けたいもの」を見つめ直すことにした。

・自己投資(勉強)

・初めての場に飛び込むこと

・遠慮せず最初から自分を出すこと

・異業種交流会

・不動産業者との関わり

・両親との関係性

などなど。

挙げ出せばキリがないけど、まずはすぐに思いつくものを取り上げてみた。

これらは、本当は大切だと思ってるくせに、必要なことだと思ってるくせに、避けているものだった。

出来ない、嫌、ではなく、必要だと思っているということは、言葉を変えれば「やりたい」ことではないのか。

 

手帳の一番頭のページにこのリストを書き出し、時間がある限り、いや、時間を作って積極的に、この避けていたものを自分の行動の一番頭に持っていき、とにかくリアル、オンラインを問わず、イベント、交流会、セミナーなんかに参加しまくった。

避けていた自己投資にも積極的。セミナーを受けに東京へも行った

 

哲学カフェというなんだか分からないものにも行ったらめちゃくちゃ面白かったし「なるほど」があった

 

気になるイベントスペースにも初めて行ってみた

 

200人規模の参加する講演会に運営側として関わらせてもらった

 

苦手で避けていた異業種交流会にも加入した

 

ドンドン飛び込むことでまた新しいコミュニティやイベントを探し出せるようになってきた

 

少々疎遠になっていた両親ともこちらから積極的に連絡し、交流を増やしていった(最初、嫁さんはビックリしてました(笑))。

 

本当の自信とは

避けていたものを積極的にチャレンジしまくった。

その中で見えてきたものがたくさんある。

その一つはボクは本当の自信を持っていなかった、自信があると思っていた自分は単に虚勢を張っていたにすぎないということ。

 

虚勢でもいい。自分に自信を言い聞かせることで、いつかそれが本当の自信になると思っていましたし、それは今でもある意味正解だと思ってます。

ただ、本当の自信というものがあるのならそれは手に入れたい。

 

本当の自信とは何かって答えは分からないけど、出来ないのではないのかと思うことにチャレンジを積み重ねることで築き上げていくものだとはよく言われるし、実際そうだと思う。

 

けど、色々チャレンジを重ねた中でボクが気づいたものは、目の前に現れてきたものに感じる違和感をどう受け止めることができるようになれるか、少しずつ自分の器を広がっていくイメージを感じていくこと、が自信を作り上げていくような気がする。

その自信は「自分の中に無いのかもしれない」という違和感に飛び込んでいくことでしか得られない。

 

違和感を楽しむ

以前のボクは「違和感を受け止めることが大切だ」とよく言っていた。

が、同時に「違和感を受け流すこと」も大切だと言っていた。

 

人も、価値観も自分の中では「YES」か「NO」ではなく、「YES」か「スルー」。

自分と違うものに対して、否定はしない。ただ、肯定できないものはスルー、つまり「どうでもいい」と思えばいい。そう思ってました。

それは大切なことだと今でも思います。

肯定できないものを無理に受け入れる必要はない。「そんな価値観もあるんだ」とただ受け止めればいい。

 

ただ、最近そこが少し変化してきました。

肯定できないものにこそ自分の「成長シロ」があるということ。

違和感を自分のものとして受け入れた時、それは新たな自分と出会える楽しみ、ワクワクになるということ。

違和感をスルーしていた自分から、違和感こそが自分を成長させてくれる楽しいものへ。

違和感に飛び込みまくったここ数か月で大きな変化が起こった。

 

「深める」ことから「拡げ深める」へ

今まで行ってきたものを一旦終わらせると決めたのは、回を重ねれば重ねるほど閉鎖的なものになっていったから。ドンドンぬるま湯に浸かっている気がした。ぬるま湯とは外の人たちから見れば「勝手に楽しんでいるもの」や「自分とは関係のないもの」だったと思う。

ボクのやりたいことはそんなことじゃない。

どんな人も気軽に飛び込んでこれる「楽しさ」や「喜び」を提供していきたい。

ボクもそれを見て楽しさを感じ、喜んでいたい。

 

今まで関係性を「深める」ことを大切にしてきた。

深めれば深めるほどその人を好きになっていったし、知れば知るほど嫌いになる人なんていなかった。

関係性を深めていくとステキな人ばかりだと思っていった。

そうして気づいたことは「嫌い」とは「知らない」ということなんじゃないかということ。

ただ、そこに気づくよりも先に深めた人たちとの交流ばかりを選び、「拡げる」ことを放棄していくことに繋がっていた。

だから、外から見ればより「勝手に楽しんでいるもの」だと思われていたと思う。

それはまさに周りから見れば「知らないもの」であり、「嫌いなもの」なんじゃないかと。

そこに危機感を感じ始めた。

 

ボクにとって成功とは「縁あるすべての人を喜ばせ、笑顔になってもらうこと」。

「拡げる」ことを放棄することは「成功」を放棄しることにも繋がる。

だから人との関係性を拡げ、深める。欲張って両方を大切にしていこうと思う。

 

書きたいことは山ほどあるが、長くなってしまったので今回はこの辺で。

プラスホームかやま

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