「醍醐でムービー」という熱

京都伏見の醍醐エリアを熱くする男、佳山(かやま)です。

伏見区で不動産会社をしてます。それ以外に趣味みたいな気軽な気持ちで少し前から自分たちの住む街をもっと面白くできないものかと考えるようになりました。

 

伏見情報局という仲間

少しずつですが自分にできることをやっていき、それを声を出していってみると、同じ考えを持った仲間に出会う事が出来ました。みんな気軽な気持ちで自分たちの街がもうちょっと楽しくなればイイなぁって思ってる人たち。

ボクらは何か楽しい事がしたいねって定期的に集まり始めました。

この仲間たちをFBI(伏見情報局)と呼んでます。

でも集まってもみんな実際何をしたらいいかなんてわからなかったんです。

 

醍醐でムービープロジェクト

街おこしって言うと大層な事のように聞こえる。もっと気軽な気持ちでやりたい。そもそも自分たちが楽しくなけりゃ続かないし、だれも寄ってもこない。だから楽しい事をしよう。そう思いながら何度か集まってるうちに、あるメンバーが「映画を撮ってみない?」と言い出しました。

 

もちろん誰も映画なんて撮ったことも無いし、どうしていいか全くわからない。でもまずとにかくやってみようとなりました。「醍醐でムービープロジェクト」と名付け、街を舞台に撮ろうという事だけ決まりましたがまったくどうしていいか分からない。そしたらある日、たまたま学生で映像学を学んでる子が遊びに来ました。本当にたまたま遊びに来ました。ぜひ一緒にやらないかと声を掛け、ちょうど学校の課題を探していた彼は快くOKしてくれました。

そうすると僕たちの声は少し、大きくなり、人が集まってきました。

まずはテーマを募集し、その中から今回撮影するものを審査しました。

そこからはトントン拍子。アッと言う間です。実際に参加する人を集め、人を巻き込み、大きなプロジェクトとなりました。もちろんみんな素人です。だから全てがウマくいったわけではありません。

でもウマくいきました。大成功だと自信を持って言えます。

 

たぶん最初は何だかよくわからないものに巻き込まれたと思ってた人達も撮影が始まると段々、熱を帯び、もっと良くしたい、楽しみたいという想いがビンビンに伝わってくるんです。

 

最終、出演者・スタッフは25名超になりました。色々あって今回はお断りしなければならない人もいました。幼稚園の子供、10代、20代、30代、40代、50代、60代、70代の人が集まり、老若男女問わず、普段は各々バラバラの生活です。

ここで初めて会った人達もたくさんいます。会ったことあっても1度か2度っていう人達がほとんどです。そんな人たちが僕たちの言い出した「映画作り」なんて馬鹿げたことに参加し、おなかを抱えて笑いあってる。

 

僕たちも何だかスゴい事をやった達成感があります。

今現在は、監督をやってもらった学生に編集作業を一任してます。完成すればそれを持って各地で上映会を開催し次回はもっとたくさんの人たちに参加してもらうつもりです。

 

先日、撮影後初めて集まり、経過報告と、音声部分の補正をやりました。久々に集まったのにも関わらずまたまた話が盛り上がっちゃいました。こうなるともはや完全に仲間というか身内感満載です(笑)

だから大成功なんです。

 

何かしたいと思ってるアナタへ

みんな何かしたいと思っても何をしていいかわからない。

でもマンネリ化した毎日に仕方ないと思いながら飽きてる。

たぶん「自分たちの住んでる街が楽しければなぁ・・・」「何か面白い事ないかなぁ・・・」って思ってる人たくさんいるんだと思います。

 

何かしたいと思うならまず声をあげてみる事

でもなかなか勇気がいる事で、相手にされないんじゃないかなとか、バカにされるんじゃないかとか色々考えてしまいます。でも必ず仲間がいる。同じ想いを持って燻っている人がいる。だからその人を見つけるためにも声を出す勇気が必要なんです。

 

僕たちは声を出すことで繋がった。

ちょっと前までまさか、この歳で俳優デビューするとは思ってもみませんした(笑)

ハッキリ言ってあれが何だったのかいまだによくわかってません。

でもただ単純に声を出すことでこんなにも楽しい体験ができた。

だから知ってほしいんです。声を出すことの楽しさを。

 

僕でよければその声を聞きますよ♪