住宅ローンの審査|銀行側は果たして住宅ローンの審査でどんな所を見て審査しているのか

京都伏見の醍醐を熱くする男かやまです。

ボクは不動産屋として家を売ってます。その中でお客さんからよくある質問が住宅ローン。今日は、というか少しその住宅ローンについて数回に分けてブログで触れていきたいと思います。

 

そもそも住宅ローンの低金利時代は借りやすいのか

お家を買うのに欠かせない住宅ローン。ただ、住宅ローンは低金利時代と言われてもう何年も経ってます。実質の住宅ローン金利は0%台となり(時と場合によりますが)、お家を買う方にとって大きな後押しとなっていると思います。

実際、同じような間取り、場所であれば買ったほうが月々のお金は安かったりする事はもう、珍しいことでもなんでもなく、不動産会社はどこもその事を全面に押し出した広告をよく出してます(単純にそんな広告に踊らされないでほしいですが)。

マジ!

広告にダマされないで!

ただ、どの業界もそうですが、行き過ぎた価格競争は業界の繁栄ではなく、衰退を招きます。実際、貸す側の銀行が衰退してきていると言うことではなく、(あくまで私の感覚ですが)その行き過ぎた競争の住宅ローンに力を入れなくなってきている気がします。なぜか、それは銀行としては単純に貸しても儲からない、でも貸すと言うことは支払われなくなるリスクもあるのです。

 

昔は銀行によって審査基準もバラバラでしたが、今はどこも画一化されてきた審査基準をもとに、その審査基準は厳しくなってきている気がします。確かに、金利面だけ見れば今は間違いなく借り時でしょう。でも、貸す銀行側とすれば貸し時ではありません。金利が大きく優遇されるのも実際は全ての方ではなく、一部の方(間違いなく返せるであろうと審査された方)です。いつまでこの低金利時代が続くのかわかりませんが、ひょっとすると住宅ローンを扱わない銀行なんていうのも出てくるかもしれません。金利だけを見れば今はお家の買い時です。それは間違いないと思います。でも本当の買い時はみなさんがお家をほしいと思ったときです。色々な広告や雑誌の謳い文句におどらされるのではなく、自分の判断基準を持って買ってもらいたいと思います。

銀行の住宅ローンの審査はどんな所を見ているのか

もう一度言います。低金利時代だからといって買い時かどうかは別問題です。

とは言っても金利が安いのですからお得に買うことができるのは間違いないです。じゃあ審査されるとき銀行はどこを見てるのでしょうか?

話を聞こう

厳しい審査が…

実際、お客さんと話しているときも、金利の話と同時によく出てくる話です。

住宅ローンの審査は実際には、銀行と、その上(というと少し違うかもしれませんが)に保証会社という所があります。皆さんが、例えば住宅ローンが支払えなくなったとき、最終、この保証会社が銀行に対して支払いの保証をします。ですから銀行が審査し、さらにこの保証会社が審査します。保証会社は自分が負担する最後の砦なわけですから、当然、銀行以上に厳しい審査をします。銀行とこの保証会社とは完全に別物ですので、(実際保証会社はいくつかあり、銀行によって違う保証会社を使います。ただ、銀行によっては同じところもあるので、違う銀行で審査しても最終の審査は同じであることもあります。)通常、どういう審査をしているか、なぜOKなのか、なぜOUTなのかわかりません。ですので最終どこを見るのかわからない部分がありますが、銀行側は一般的にみなさんの

①勤務先

②勤続年数

③収入

④完済時の年齢

⑤健康状態

⑥借入れ状況と履歴

⑦担保物件の価値

を見ています。審査方法についてもいくつか種類があり(おおよそ3パターン)、銀行によってその審査方法は違います。それについてはまたの機会にするとして、次回からは審査の際に見ている部分の7点を少し取り上げていきたいと思います。

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