住宅ローンの審査|銀行はアナタの勤務先・勤続年数を見てます

京都伏見の醍醐エリアを熱くする男かやまです。

さて、今日から何回かに分けて銀行は住宅ローンの審査の際どこを見ているのかについて昨日挙げたポイントを書いていきたいと思います。

 

銀行はアナタの勤務先を見ている

まずは、勤務先です。

VRしてる

働いてませんは通用しません

 

以前は、住宅ローンの合否に上場企業に勤務してるとか、公務員であるということはかなり有利な条件でした。今は、上場企業でも不安定である事もよくあるので必ずしも有利というわけではありませんが、プラス材料ではあります。

結局、銀行側はお金を貸す立場として、どれだけ心配材料を減らすかという事が大きな要素であり大前提です。ですから、銀行側にとって倒産する可能性が低い公務員、上場企業というのはそれだけで魅力的になります。反対に、中小企業、さらに自営業者となっていくとやはり倒産するリスクが上がっていくので若干不利になっていきます。

 

ただ現代は先ほど書きましたように上場企業も倒産する時代。それだけで決まってしまうほど銀行も能天気ではありません(笑)。しかも今は働き方も色々。会社に勤務していると言っても契約社員や派遣社員、自営業者と言っても法人役員や個人事業主、フリーランスのような働き方もあり様々。正直、銀行側も時代についていけず対応できてないような気がします。

とは言え、少しでも条件が良いお客さんを掴みたいというのが銀行のホンネ。務めている会社が安定している会社であればあるほど金利の優遇などの条件は良くなります。

 

銀行はアナタの勤続年数を見ている

次に勤続年数です。これも以前は最低3年以上と言われていました。今は1年以上(できれば2年)であれば住宅ローンを組めるケースがあります。以前は終身雇用が当たり前で、勤続が3年以下であるということはマイナス要素でしかありませんでした。

退職

退職はちょっと待って!

 

今は、そうでなく例えば、今より条件を良くするランクアップのための転職というのもあります。また、以前ほど企業に対する信頼がない今、転職に対して昔ほど否定的でなくなってきた事もあるかもしれません。

銀行側もそこは少し寛容になってきたと思います。

ただ、だからといってむやみに転職を繰り返しているような方は銀行側の信頼を得る事は難しく、審査は厳しいものになります。ですから、転職についても正当な理由が必要となりますし、間違いなく何で転職したのか問われます。

例えば意外と多い、「勤務先が倒産したという理由」はご本人に関係なく、一見正当な理由に見られそうですが、実はあまりいい印象でなく、場合によってはマイナス要素ですらある場合があります。これは想像でしかありませんが、社員にも倒産の原因はあると考えてるのかもしれません。

 

転職で一番良い印象なのはヘッドハンティングです。例えば、同じ転職だとしても同業種と異業種では印象が変わります。全く異業種への転職なら単なる転職とみなされ、同業種への転職ならヘッドハンティングとみなされる場合があります。もしヘッドハンティングと見なされれば例えば勤続1年未満でも融資可能です。

 

ただ基本どういう形にせよ、1年以上の勤続が絶対条件として挙げられますが、大切なのは源泉徴収票上1年以上の給与があるかどうか、1年以上勤続していたとしても例えば、6月から転職したとして、翌年の6月を超えたから住宅ローンが組めると思っても、ややこしいですが源泉上6月~12月の収入しかありません。次の源泉徴収票をもらわない限り住宅ローンが組めない事もありますので注意が必要です。こういう所でも銀行という所はあくまで書面を重要視しているのが分かります。(実際は他に対処の仕方もありますが)

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