住宅ローンの審査|銀行はアナタの年齢と健康状態を見てます

京都伏見の醍醐エリアを熱くする男かやまです。

住宅ローンの審査で銀行側はアナタのどこを見ているのかシリーズ。さて今回は、住宅ローン審査で銀行が見ている点、「年齢」と「健康状態」について書いていきたいと思います。

 

銀行はアナタの年齢を見ている

まず、年齢についてですが、これは銀行によってバラバラです。

大体完済時(払い終わる年齢)が75歳~80歳の間が制限年齢となってます。

ですから、逆に言えば35年間のフルローンを使おうとすれば40歳~45歳までの間にローンを組まないといけないと言う事です(銀行によっては少しイレギュラーな事をすれば超えても可能ではありますが)。

恐怖

間に合うのか!

 

ただ、実は話はそう単純ではなく、実際の審査では大きな目安として定年を見ています。具体的なことはわかりませんが、この定年時にどれくらい返せているのかというのを大きく見ているようです。

例えば、60歳定年の方が40歳の時に住宅ローンを組むとすれば、実際に働いてる期間は20年、定年になってからその後15年間それでは少し苦しくなりませんかというのが銀行の判断になります(実際は子供の養育費などが減ったり生活費が収まってくる部分もあるのですがマイナス部分を見るのが銀行の審査ですので)。

これはボクの経験上の考えなので根拠はありませんが、銀行側は住宅ローンのスタートを40歳をひとつの目安にしているような気がします。

40歳以下であれば審査が(年齢に限っては)スムーズで、40歳以上であれば少し色々な事を聞いてくる気がしてます。最初の窓口段階でボクは個人的にこの年齢が実は一番大きな要素のような気がします。

 

銀行はアナタの健康状態を見ている

次に、健康状態ですが、これは銀行の住宅ローンを組むうえで加入しないといけない「団体信用生命保険」(以後、団信と呼びます)という保険が絡んできます。

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健康には気を使ってます

 

聞いた事があるかもしれませんが、簡単に言うと、住宅ローンを組んでいる方が大きな病気などになられたり、亡くなられたりした場合、住宅ローンの残金の返済をそこから充てるいわゆる生命保険です。

 

借りておられる方にとっても安心ですが、貸す側、つまり銀行にとっても安心であるため(支払いは保険会社が行うので)、絶対に入らなくてはいけないのです(入らなくてもいいケースもある)。

 

つまり、健康状態が悪い方はこの団信に入れず、入れないと言う事は住宅ローンが組めないという事になります。加入条件として過去2年以内に定期的な投薬、通院、入院などされた方は少し注意です。その理由は意外と幅広いので意外な理由で加入できないなんてお客様もかつていらっしゃいました。

銀行によって使っている保険会社が違いますので○○銀行はダメだったが□□銀行はOKでしたなんてこともあります。ただ、その健康状態によって選べる銀行が限られたり、最悪住宅ローンが組めないなんて事もありますので注意が必要です。

 

今日まで住宅ローンの審査で銀行側はどこを見て判断しているのかという事をまとめましたが、もちろん正解ではありませんし銀行によっても違いますし、実際はもっと複雑に審査しています。

どういうお家を買うという事ももちろん大切ですが、そのための資金計画はとても大切です。自分はどこまで住宅ローンを借りられることができるのかを把握し、どこまで借りるのかを最初に決めておくと色々とスムーズになっていくので、まずは不動産営業マン、銀行などにこの辺りをしっかり聞いておきましょう。

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