不動産の話|値引き前提でお家を探してませんか?

京都伏見醍醐エリアを熱くする男かやまです。

祇園祭行かれましたか?この3連休が宵山だったので行かれた人も多いんでしょうか。僕は行ってませんが、娘たちは楽しそうにウキウキして友達と行ってました。この暑い中あんな人だかりの中に笑って行けるなんて青春の成せる技だな(笑)。僕もあの頃は楽しかったもんなぁ・・・。

 


さて、いきなりですがお家って高いもんだから少しでも安くなるに越したことはないですよね。予算だっていくらでもかけられるわけじゃないですもんね。だからこの間書いたお家を探す希望条件の中に金額ってあるのは当たり前です。

でも予算を設定するのは絶対条件として当たり前ですが、僕もそれはちょっと違うよって言ってしまう事があります。

 

実際にお家を見る前から「この物件はいくらぐらいまで安くなる?」って聞く方です。

 

正直言いますと、そんな方はたくさんいらっしゃるわけじゃありません。でも確実にいらっしゃる(笑)。このことが悪いと言ってるわけじゃないんです。さきほども言ったように大きなお買いものです。少しでも安くなるに越したことはないのは当たり前。できる事ならいくらでも金額の交渉はします。

 

お金

 

僕が言いたいのは値段の前に「そもそもそのお家気に入りました?」って事。

 

見る前からどれくらい値段下がるって聞いてる時点で気に入るも何もないでしょうが(笑)。

ただ、お家は大きなお買い物です。一番大きな前提として安物買いの銭失いってやつになってはいけないのです。はっきり言いますと、値引きできる家は限られてます。世に出ている不動産の全てが値引きできるわけじゃない。不動産というのはそのほとんどが一般の方の持物。という事は売主さんも住宅ローンが残ってる方もたくさんいらっしゃいます。ですのでその金額で売れなければ住宅ローンが返せないというケースもたくさんあります。だから売値が単純な要因でない事もたくさんあるのです。

 

という事は「値引きできるか」って聞いている段階でその範囲が狭まってるのです。

 

ただでさえ条件を満たしたお家は限られてます。その中でさらに値引きできないという理由で範囲を狭めてしまうのは僕からすればもったいない

ひょっとしたら最初の販売価格が安いお家かもしれない。それを安いと思わず値引き出来ないという理由で諦める事になってはもったいない。結果、それより高いお家が値引きできたからという理由で買う事になりませんか?(極論かもしれないけどたまにあるのも事実です)

 

もし、実際にお家を見に行ってその家がどうしても気に入ってあと少し値引きできれば予算に納まって買える。そうであれば値引きは素晴らしく価値のある事だと思います。

「損をしたくない」

当たり前です。でも値引きばかり見てしまうと間違いなく損をします。お家は簡単に買換えできるものじゃない。だからこそ、値引きの前にその家に本当に住みたいかという本質を見てほしいという話でした。

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