不動産の話|不動産屋という生き物

京都伏見醍醐エリアを熱くする男かやまです。

いよいよ10連休と言われたゴールデンウィークも終盤戦ですね。楽しい思い出はできましたか?

今回はちょっと不動産営業マンの話。メチャクチャ偏見も入ってますがこんなこともあるよという感じで読んでみてください。

 

絶対的にイメージの悪い不動産屋

よく、不動産営業マンというと少し悪いイメージがつきまとっています。

何となくだまされそう…そんな気持ちになってしまう。

実際、ボクらの所に来られるお客さんも最初からどこか壁を作ってこられたり、慎重になられている方も多くいます。

「不動産屋にだまされるな」

こんな本も出てるくらいですからね…(笑)

 

人生の中で最大の買い物と言われ、何千万ものローンを組んで買うものですから慎重になるのは当たり前です。

例えば、日本では家を売るという行為もマイナスイメージであったりする事から(借金苦や、離婚など)売られる方も少し、隠したがる傾向があり、不動産売買というと何か世間一般では分からないもの、見えにくいものであることから余計にそういうマイナスイメージを作られているものもあるような気がします(人は見えないものに不安を抱えてしまいますから)。

まぁ、ただここ数年は、インターネットの普及で不動産業界も透明性が高まり、少しづつ変わってきたように思います。実際には、素晴らしい人たちも多かったのですし、ボクも尊敬する人たちもたくさんいるんですけどね。

ただ、まだまだグレーゾーンを作り、いわゆる儲ける事ばっかり考え、あまりお客さんの事を見ていない人がいるのも事実です。私たちはよくそういう人たちを悪い意味で不動産屋やなぁと言ってます。

悪徳不動産屋

不動産屋という生き物はどうやって出来てしまうのか。

この業界に入ってくる営業マンは最初、みな不動産という大きな商品を扱うことに誇りを感じています。

爽やかに

その中で日々勉強し、先輩から学び、お客さんからお叱りを受けたり、励まされていくうちに大きなものを扱っていることに対して段々と何か自分も大きな人間になっているとついつい勘違いしてきます。

しかも、売り上げを上げれば自分の収入も増え、同じ学年の友達よりも稼ぐ事が出来始め、さらに大きな人間になっていると勘違いしてきます。さらに、勘違いしている先輩も周りにいて、その勘違いに拍車をかけていきます。

いつの間にか、自分の実力でお客さんに対し、家を売ってやってると勘違いしあたかも自分のおかげでお客さんが家を買えているとすら思っていきます。

俺のおかげ

 

不動産屋とはどんな生き物なのか

不動産屋の特徴として

①お客さんの話を少し聞いただけで全てを理解したような気になり、自ら限定して物件を選び、勧める。

②大きな物を売っている事から自分があたかも出来る営業マンと勘違いしてしまいあくまで自分主体。お客さんが言ってきた提案に対して必ず否定してくる。

③売り上げ至上主義。どういう風に売れば自分の売り上げがあがるのかばかり考えている。

大きくこの3点が挙げられます。

さらにイメージが悪いことに開き直ってどうせ不動産屋なんてこんなもんやと言ってしまう人もいます。

悪巧み

 

ここまで読まれると分かるかもしれませんが、つまりは売り上げ至上主義が謙虚さを失わせる。それがいわゆる不動産屋を生んでしまう。

もちろん営業である以上売り上げは大切な事です。偉そうに言うつもりはありませんし、ボクも会社として経営している以上売り上げを気にしています。ただ、至上主義になってしまうと周りが見えなくなってしまうんです。何事もビジネスですから売り上げは大切な要素です。不動産業という仕事はビジネスとして成り立たせる方法が数多くあり、まだまだ新しいビジネスを思いつく方法も無数にあると思います(残念ながらボクは思いついていませんけど…)。なので、昔ほどでは無いにせよ色々とグレーゾーンを作り出すことも可能だと思います。

 

ボクももっと気を引き締め、何を売っているのか、誰のために売っているのか、何が大切なのか思い返しながら仕事していきたいと思います。

もっともっと不動産業を憧れの職業にしていきたいですね。

という自戒を込めたブログでした。

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