不動産の話|例えばおうち探しのヒントが階段の位置に隠されてる事もある
京都伏見の醍醐エリアを熱くする男かやまです。
今日もちょっとお家探しの話です。
まずは想いを聞きたい
例えば家を建てるときに色々とこだわりありますか?
最近は情報誌やネットなんかを調べているとよくこんなプランがいいとか、テレビなどでリフォームやDIYなどを取り上げる機会も増えたので、お家を建てるときに要望も色々と考えることが出来るようになってきたと思います。
中にはボクよりも詳しいお客さんもいます(まだまだボクは勉強不足です)。
色々と勉強されてこんな風に建てたい、こんな風に立ってる家が欲しい。という人はこの先もう読まなくてもいいかもしれません(笑)。
ボクはまず、家を探すとき、建てるとき、新しい家に住んでどんな暮らしがしたいかとか、家族構成とか、中には子育て論的な事を聞いたりします。
その人の想いが家探しのヒントになる
家に対する想いは人それぞれ、夢を思い描く人もいれば、寝床と割り切っている方もいます。
ご家族の構成も様々だし、家族それぞれに色々な使い方も出てくると思います。ご夫婦で考え方も違うでしょうし、将来考えが変わってくることもあると思います。だから正解はないですが、極力、正解に近づけるのがボクらの仕事です。そのためには想いの部分を聞く事が一番の近道だと思ってます。
例えばの話ですけど、階段の位置ひとつとっても変わってきます。階段の位置と言うと大きく分けて二つ。
玄関入ってすぐある玄関階段と一旦リビングに入って中を通ってから上るリビング階段です。
リビング階段だと一旦家族のいるリビングを通らなければいけませんのでケンカをしていようが一度は顔を見なければいけません。思春期の真っ只中の子どもでも必ず、触れ合う機会を作る、顔を見る、奥さんとケンカしたとき、バツが悪くても顔を見れば仲直りできるきっかけになると自信を持っている方はリビング階段がいいと思います。
逆に家族とは言えプライベートを作ってあげたい、ケンカしたときは出来るだけ顔を見たくないと言う人は顔を合わさずに自分の部屋に入っていける玄関階段がいいと思います。
一つ一つ見ていっても突き詰めていけば色々とあります。どのような暮らしをしていきたいか考えることで答えが出ることもあります。焦ることなく色々と思いをぶつけてください。そこにヒントはたくさんあります。
ちなみにボクは、嫌がられようが強引に距離を詰めて行く思春期の娘の親としては致命的に残念なタイプの親なので(確信犯)、もちろんリビング階段です。(もはや嫌がられていると言うよりも呆れられているような…)