プラスホーム創業の想いからの変化

京都伏見の醍醐エリアを熱くする男かやまです。

ワードプレスに移転して330記事目を迎えました。自分の想いやら、いろんな考え、好きな人のことやら、好きなものなどなどそれこそ好き放題書いてきて、あんまり書いたことなかったなぁと思ったのが自分の会社プラスホームをなぜ立ち上げたのかと言うこと。

たまにはその辺の話をさせてください。そして最近起こった変化を聞いてください。

 

不動産・建設業界にずっといたけど

ボクは大学を卒業してから、ずっと不動産・建設業界にいます。とは言え、何度か転職をしており、その中でもいろんな業種、実際にはその中でも色々と畑違いを味わってます。だからいわゆるその道のプロとは言えないだろうし、特に強みがあるわけじゃありません。

そもそもボクはこの業界に入るのがイヤだった。

父親が建設業界(土木・舗装工事会社)を営んでおり、子どもながらに業界の人達と会ったりしてガハハな社長が多かったり、ちょっとコワそうな人が多かったり正直、自分には合わない世界だと思ってた。

悪徳不動産屋

120%偏見です

 

大学4回生になりいよいよ就職活動。ボクは早く就職して一人前と呼ばれる人間になりたい願望が強かった。だからようやく就職活動ができるとワクワクしてた。でも現実はそんなに甘いもんじゃなかった。ちょうどボクが就職活動したころは世間が超就職氷河期と騒ぎボクの周りも全然就職が決まらないという人が多かった。そもそもボクを含めて卒業も危うい人がボクの周りは多かったけど(笑)。

当然、ボクも全然決まらず、春の就職活動はいったん止めた。

もう一回、自分を見つめ直し何で就職したいのか再度考えようと思った。のは建前で就職活動に疲れ、逃げたっていうのもあった。

厳しい

自信も打ち砕かれ嫌になって逃げた

 

秋の二次募集が始まり、ボクは業界のこだわりを捨てた。嫌がって遠ざけていた建設・不動産業界も視野に入れて就職活動を再開させた。結果、今問題になりまくってるレ〇パレスへの就職が決まった。

そこから先の具体的な話はまたいつか書くとして、ボクは建設・不動産業界に入った。そして結婚し、レ〇パレスを辞め、少しだけセキュリティ機器の会社に入った。ただ、ここは正直生活のため、次の就職先までの腰掛け的な色合いが強く、次の不動産会社に決まってすぐに辞めた。この不動産会社では主にお客さんに家を売る仕事ばかりやっていた。そしてそこも辞めることになり、父親のやっている建設業(アスファルト舗装)の会社に入った。

 

そしてプラスホームを立ち上げる

ボクはそもそもお客さんから感謝されたいという欲望を持っている。お客さんからありがとうと言ってもらえることが本当に嬉しい。これが何よりも仕事をするうえで喜びとなってる。究極の自分勝手野郎です。

たそがれ

感謝くれくれ野郎です

 

父親の会社は公共工事や元請け会社などが入り、全くお客さんの顔が見えない仕事。ボクは全くやりがいを無くしながら仕事してました。全部の仕事(営業、段取り、作業、後始末、お金の計算などなど)をやってたので心身ともにキツかったけど、それはそれで責任感もあったし、自分で会社を動かしてると言う充実感もあった。でもどこかでやりがいを失っていた。

 

そんな時に、東日本大震災の被災地を震災後1年経過してから見る機会があった。そこでボクの人生もいつ終わるかわからないという感覚を強く受け、やっぱりボクは直接目の当りにした人を相手にしたい、そんな人から感謝される仕事がしたいという想いが強くなり、ボクはボクのやりたい事、自分の不動産会社を作り、お客さんからメチャクチャ感謝される人になりたいという想いでプラスホームを立ち上げました。

 

でも正直、お客さんに感謝してもらうってメチャクチャ難しい。家っていう物は大きなもので一生に一回買うか買わないか。大きなものであるがゆえに感謝の度合いも大きい。でも逆もまた然りです。こちらが良かれと思ってやったことがお客さんにとって良くなかったなんて事もたくさんあります。今は完璧が求められる世の中で、かつ物事を簡単に調べられるからボク以上にお客さんの方が知っていることもたくさんある。中には自分が知ってる事を逆にこちらに質問してくる人もいる。正直、息苦しさや仕事のやりにくさを感じる事もあります。

考える人

意外と毎日悩んでます

 

そうしてようやく気づき始めたのは全てのお客さんから感謝されるのは無理だって事。

 

これをプロ失格という人もいるかもしれない。でも、ボクはたくさんの人から感謝してもらう人にはなれない。出会ったすべての人を幸せにする事は出来ない。だから誰も彼も幸せにしよう、誰からも感謝される人であろうと傲慢になるのはやめた。ただせめて、感謝されるべき人から感謝される人でありたい。幸せにできる人を幸せにしたいと思う。そのために全力を尽くす人でありたいし、会社であるために今日も悩みます!

 

まぁ正直、自分の会社に対する想いをここで書ききれるとは思ってないのでまたドンドン書いていきたいと思いますが今回はこの辺で。

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