京都伏見の醍醐エリアを熱くする男、佳山（かやま）です。

 

有難い事にボクは父も母も元気です。数年前に続けざまに大きな手術をしましたが、その後の経過は何とも無く元気にすごしているようです。ただどちらも７０歳を超えて（母親は推定年齢。ボクが小学校の頃から絶対に年齢は教えてくれません）大きな手術も経験し気持ちがすこ～し弱気になっているのも事実。

ボクも最近はどちらも常に会うわけでは無いのですが（ダメですね）、先日母親に呼び出され、久々に会いに行ってきました（両親は離婚し今は別々に住んでます）。

寂しくなったら連絡してくるので、今回の電話もしゃべり相手が欲しいのかなと思ったら、いきなり

母「ＬＩＮＥを使いたい！」

ボク「へ？」

母「ＬＩＮＥを使いたいからやり方を教えて」

ボク「わかったわかった。とりあえず画面を見ながらじゃないと教えられんから時間作って行くからちょっと待って。」

母「わかった。都合よくなったら連絡して。待ってるわ。」

 

と思ったら次の日、朝から母親よりメール。

昨日の今日じゃんと思いながら見てみると

「早く使いたい」

 

もう仕方ない。親孝行が服着て歩いてると言われてる佳山とすれば早くやってあげないとと思いすぐに会いに行って、設定してあげ、簡単な使い方を教えました。

 

もともと、ボクの母親は超がつく行動派です。

誰かのコンサートがあれば一人で日本中どこへでも行くし、６０過ぎて一人で初めて海外に行ったり、行った先どこでも友達を作ってきたりしてます。自分がこれだと思えばパワフルに動く、面白いと思ったらどんな人とでも友達になる。そんな人でボクはどこかでそんな母親に憧れを持ってたかもしれません。

 

そんな母が数年前に手術してからどこか元気がない。歳もあるでしょうが、今まで行動派だっただけに体を壊したという事がめちゃくちゃショックだったようで、マイナス発言も目立ってきました（もともと結構マイナス発言は多かったようにも思いますが）。そんな母親を見てちょっぴりさびしさも感じてました。

 

それが先日、ＬＩＮＥを教えた途端イキイキしてます(笑)。日本全国にいる友達と気楽に会話（文字や無料通話）するのがよっぽど楽しいのでしょう♪スゴイスゴイと言いながらワクワクしてます。

 

これがＳＮＳの力かと改めて感じました（ＬＩＮＥはＳＮＳとは違うかもしれませんが）。昨日も書きましたがＳＮＳには人をマイナスに陥れる力もあります。でも元気のなくなった高齢者（と言うと母親にメチャクチャ怒られますが）すらもワクワクさせる力がＳＮＳにはあるんです！

ＳＮＳのおかげでボクの母親の元気はしばらく続きそうです(笑)。

どうせなら色んな人にそういうワクワクした使い方をして欲しいですね。