シングルマザーは賃貸が良いのか家を買うのが良いのか

京都市伏見区の醍醐エリアで「シングルマザー専門の不動産相談室」を起ち上げたプラスホームのかやまです。おかげさまで好評いただき、せっかくなので色々とこのブログの中でもそのあたりの事を取り上げていきたいと思います。

今回はシングルマザーの方々の住宅事情、賃貸で借りるのが良いのか、持ち家を持つのが良いのかを少し考えていきたいと思います。

 

そもそもシングルマザーに一番必要なもの

どちらが良いかを考える前に、そもそもシングルマザーの方々にとって一番必要なものはなんでしょう?

 

ボクの個人的な意見になってしまうかもしれませんが、それは「心の余裕」だと思います。

ボクは色々なシングルマザーの方々にお家を買ってもらったり、借りて頂いたりしました。そのすべての方々にとても喜んで頂き、ホッとした、とても安心した顔をして頂きました。

最初にみなさんとお会いした時、生活に、子育てに日々余裕がなくなり、疲れ切った顔をされている方も少なくありません。その中で新しい家というのは、その不安や疲れを吹き飛ばすパワーがあります。

小栗栖八幡宮

不安は取り除いてもらいましょう

 

だからこう言ってしまうと元も子もないのですが、賃貸を選ばれても、持ち家を選んで家を買ったとしても、大きな助けになると思います。

大切なのは自分に合っているのはどっちかという事です。よりホッとできる安心感を得られる方を選んでください。これからそれぞれの得られるであろう安心感と不安を挙げていきます。アナタにとってどちらが大切か考えてみてください。

 

シングルマザーにとって家を買う安心

シングルマザーにとって家を買う安心

①自分の家があるという安心感

個人的にはここが一番大きいと思ってます。

自分の家があるという安心感は充実感と頑張る活力が生まれます。

常に気を張り続けなければならず、頑張り続けてしまうシングルマザーの方々にとって一番必要だとボクが思っているのが何度も言うようにふとホッとできる心の余裕だと思います。

持ち家であるボク自身の話ですが、疲れ切ってる時に自分の家を見ながらふと「俺って頑張ってるよな」と労わってあげる瞬間があります。結構、この労うってとても大切なことだと思いますし、気軽に自由にDIYなどで気分転換するのもアリかもしれません。

 

②例えばフラット35なら毎月同じ金額なので生活費の見込みが立てやすい安心感

毎月かかる生活費の中で大きなボリュームを占める「住宅費」。

出来れば少しでも抑えたいというのが本音だと思います。ただ、抑えたと言ってもその金額が上下変動してしまうと予測も立てにくく、思った以上に苦しくなる。例えば「フラット35」という住宅ローンであれば、借入期間中ずっと固定金利のため、金額が上下することはありません。なおかつ、住み続ける限りずっと払い続けなければならない賃貸と違い、支払期間が終われば一旦住宅にかかる固定費が無くなるのは大きな安心材料になると思います。

 

③団体信用生命保険による自分の身に何かあっても得られる安心感

「団体信用生命保険」を知っていますか?

住宅ローンの支払う方の身に何かあって、お亡くなりになると住宅ローンが0になるといういわゆる生命保険です(様々なケースがあります)。ご自分の身に何かあっても子供などに家を残せるという安心感も大切な要素だと思います。

 

シングルマザーにとって家を買う不安

①住宅ローンという借金を負う不安

個人的には、住む間ずっと支払い続けなければならない家賃も借金みたいなものだと思ってますが、住宅ローンは間違いなく借金。この言葉に嫌悪感を抱く方にとっては不安になってしまうかもしれません。

 

②突然襲ってくる修理・修繕の不安

家に住む以上、何かが壊れるという事は仕方のないこと。必要品でなければ我慢すればいいですが必要品であれば直さなければなりません。賃貸であれば交渉次第で大家さんが直してくれることもありますが、持ち家だと自分で直さなければいけない不安が出てきます。

 

③将来生活スタイルが変化したときに簡単には家を変えられない不安

再婚や親との同居、子供の独立など生活スタイルが変化し、家が手狭になったり逆に広くなってしまうという事は考えられることです。もう少し広いお家に、コンパクトなお家に、と思っても持ち家であれば、今の家を売る必要性が出てくることから気軽に家を変えるというわけにはいきません。

 

シングルマザーにとって賃貸を借りる安心

①生活スタイルの変化に伴う住居を選べる安心感

一緒に住むお子様がいるシングルマザーの方々にとって、子供が大きくなれば必然的に生活スタイルが変化していきます。子供が小さい頃は一緒の部屋であっても、大きくなってくると自分の部屋が必要となり、巣立っていくとまたその部屋が必要では無くなります。

あるいは再婚や、親御さんとの同居など劇的な生活スタイルの変化に伴い、住むお家も変えることができるという安心感は家を買ってしまうとなかなか難しくなると思います。

 

②最後はいつでも出ていけばいいという安心感

不安定なこの時代の中、収入が下がるという考えたくないケースも出てくるかと思います。そうなると家賃の支払いが苦しくなってきて、もう少し家賃の抑えた家に住みたいと思う事もあるかもしれません。そんな中、気軽に最後は出ていけばいいという選択肢が選べやすい賃貸だと安心です。

 

③借金という言葉によるストレスがない安心感

住宅ローンは借金です。その言葉にストレスを感じる方もいるのは事実。中身どうこうの前に、そこに無駄にストレスを感じてしまうのならストレスのない安心感の方が大切だと思います。

 

シングルマザーにとって賃貸を借りる不安

①いつ出ていかなければならなくなるかという不安

賃貸はあくまで借りているという状態なので、様々な事情により出ていかなければならないという事に遭遇する可能性はあります。自分の事情であればさほど問題ない気がしますが、そうでない場合は自分の時期的なもの、金銭的なものに負担が及びます。暮らしていく中でその不安があるという事はなかなかの負担ではあります。

 

②高齢になるとなかなか次の家が決まらない不安

シングルマザー以上に賃貸を借りるハードルが高いのが高齢者の方。

大家さんの立場からすると貸す相手が高齢者であることは様々な面で不安があるので、できれば貸したくないというのが本音です。

これからそういったことも解決していくべき課題ではありますが、現状、高齢になってから新しく家を探すとなると難しく、急に引っ越さなければならない事情があったとしてもなかなか決まらない不安はあります。

 

③家賃などが上がってしまうかもしれない不安

今は支払える家賃だったとしても、将来家賃が変わることはあり得ます。安くなることもありますが、高くなる恐れもあります。いつ家賃が変わるか分からないというのは少しストレスですね。

 

アナタの心の負担を減らしてくれる安心は何ですか?

それぞれの安心と不安を挙げてみました。これ以外にも様々な安心と不安があるのも間違いないですし、人によって感じ方は様々なのでボクは安心だと思って挙げたことが人によっては不安ととることもあると思います。

出来れば、第三者である不動産屋さんやご相談できるような信頼できる人とじっくりとお話でもしながらどっちがいいのかか、何が今の自分の負担を減らしてくれるのかを考えていってほしいと思います。

それだ

アナタにとっての不安を減らす安心材料を考えましょう!

 

 

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かやまは京都市伏見区でプラスホームという不動産会社を営んでおります。

分からないことは一人で悩まずぜひ相談してくださいね。

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