もう同じものばっかりはやめようよ!

京都伏見の不動産会社プラスホームかやまです。

ZOZOタウンの前澤社長が民間人初の月旅行者になるとか。もはや全くの別世界の話ですけど、色々とチャレンジしていく姿勢と自分が楽しいと思った事に対して素直になるその姿勢は学ぶことがたくさんあるなぁ。ところでいくらぐらいかかるんだろうか(笑)。

 

さて、ブログです。

 

ショッピングモールが業績悪化

先日、読んでた記事です。

ショッピングモールで服が売れない深刻問題

 

記事によると、ショッピングモールで服が売れなくなってきてるようです。

ボクは昔から洋服が大好きでよくショッピングにも行きますし、ボクの奥さんも娘二人も好きです。でも、最近はちょっと減ってきた。なぜかっていう理由の一つに全部同じに見えてきたというのがあります。

最初はボクも歳とってきちゃったのかななんて思ってましたがそうじゃない。

イオンモールが軒並み一人勝ちのように増え、気軽に洋服が買えるようになりました。ユニクロなどが台頭して、オシャレな洋服が安く買えるようになりました。

でもずっと思ってたことがあります。

 

どこの洋服屋さんに行っても同じなんです

 

これってたぶん、洋服好きからすると何の面白味も無い。

ボクは自分にセンスがあるとは思ってないけど、何となくこだわりがある。それは流行を追いたくないってこと。って言いながら着てるものはどこか流行の服だったりしますけど(笑)。

 

昨日、久しぶりにアウトレットに家族で行きましたが、どこの店に行っても同じような感じ。昔はその店の特徴みたいなものがあって、自分の好きな感じはこのお店だってのがありましたが、最近はそれが薄れてきちゃった。

 

例えば、最近はダボっとした感じが流行ってるからどこのお店もダボっとしてる。昔はダボッとしたところもあればシュッとしてるものを売ってるお店もあって色々あった。だから欲しいものを何となくイメージしてじゃあこのお店に行こうかなとか、行く前から楽しみがあった。それが今では何となくお店に行って、何となくいいものがあれば買うって感じ。

流行ばっかりになっても例えばダボッとした服が好きじゃないボクは色々見てもピンとくるものが見つからない。ちょっと前ならどこもマリン。マリンもそんなに好きじゃないボクはその年も洋服を買うのに苦労した。どこのお店に行っても同じ感じで、そうこうしてるうちに結局買うのをやめちゃう。

みんなが流行にならえじゃないけど、どこのお店も同じじゃつまんない。ましてや例えばイオンモールなんかはどこに行っても入ってるお店が一緒。余計に同じもの売ってる。

 

住まいにも個性を

それはボクがいる業界。不動産業界も一緒。

住む家も同じなんです。建売住宅が流行り、家に対して個性が無くなっちゃった。昔は大工さんが一軒一軒違う家を建ててた。隣と自分の家が全く別のお家だった。それがいつの頃からか、隣のお家と自分のお家は向きが反対ってだけで全く一緒。何の個性も無くなっちゃった。

 

価格ばっかり追いかけると結局そうなっちゃう。価格を追い求める事は無駄を省くって事。無駄を省くって事は考える時間を奪い、個性を奪い、一律にしてしまう。

昔は大工さんに相談すると、色んなアイデアをくれた。それが今では、逆にこんな風にしてと言うと嫌がられたり、ウデが無くて無理って断られちゃう。

 

でも、段々とお客さんもそういうことに飽きてしまってる。だから無個性のショッピングモールで服が売れなくなってきてるんじゃないかな。だから建売住宅が売れなくなってきてるんじゃないかな。

ボクは最前線にいて、その事をすごく感じてる。もちろん安くて場所が良ければ、建売住宅もすぐに売れる。でもそれじゃ限界がある。

そもそも売るものである家自体に個性が無ければ、どこで買っても一緒。それじゃ競争にもなってないし、お客さんもどこでもいいってなっちゃう

 

ある意味では昔に帰っていく必要があるとボクは思ってる。どんなものも作ってるものに個性がある時代。もちろん、価格は追い求めなくてはいけないと思ってるけど、あなたが造ってるものがほしいとお客さんに言わせる事ができるものを提供する側としては追い求めていかないと失礼だと思う。

プラスホーム佳山

 

自分なりにボクも個性を磨き自分の価値を造っていきたい。そのうち「MITSUORI KAYAMA」っていうブランドでも起ち上げるかな(笑)。

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