宅地建物取引士試験まであと約1カ月を乗り切る方法
京都伏見の不動産会社プラスホーム佳山(かやま)です。
「宅地建物取引士」って知ってますか?
不動産業は複雑で家を買う前に重要事項の説明っていうものを買う人にする義務があります。それをすることができるのが宅地建物取引士。あとは勤めてる人の5人に1人はこの宅建士でなければいけないとか色々あります。
なぜボクは宅地建物取引士の免許を取ったのか
宅地建物取引士の試験まであと約1カ月となりました(今年は10月21日(日))。
ボクも試験を受けて通ったのが平成25年。今から約5年前。ボクが不動産業会を出て、異業種に入ったのが約13、4年前なので、不動産業会にいた時は持っておらず、異業界にいた時に取りました。
若いな(笑)
正直、苦労しました(笑)。仕事は全然関係ない仕事をしていて、夜勤なんかもあったので結構帰る時間も不規則。一年目は失敗。結局、取るのに2年かかりました。どこかに習いに行く時間もないし、寝る間を削って勉強するしかなかった。人によったら楽に通る試験って言う人もいるけど、ボクには結構厳しかった(笑)。
ただ、ボクは不動産屋を始めると意気込んでいましたので、寝る間を削って体力的にはキツかったけど、気持ち的にはワクワク感があって通った先のことしか考えてなかった。
ボクは東日本大震災の被災地を見た時に、いつどうなるかわからない世の中で、自分の時間のなさを痛烈に感じた。くすぶってた想いを思い出した。自分のいいと思ったものを売って、お客さんに心からありがとうと言ってもらえる仕事がしたい。その時、本気で宅建士の資格を取ろうって決心した。
でもいつまでも時間があるわけじゃない。その時の仕事もあるし、どこかで自分を追い込むことも必要。一年目、落ちた時に、次落ちたら諦めるって覚悟を持って、取り組んだ。
自分も残り1カ月になってアセった
2年目。これで落ちたら諦めると決心し、背水の陣ってやつで取り組んだ。半年間のスケジュールを組んで、残り3カ月になった段階でいよいよ、寝る間を削り、結構フラフラになりながらやった。当時の仕事は肉体労働もしてたのでかなり疲労困憊。
残り1カ月になった時点で今の力を見るために予想問題的なヤツを買ってきて、やった。
いくつかあったけど、どれも結果は25〜6点(50点満点)。例年、合格点は35〜8点。
全然出来なかった。悔しかったし、かなりアセった。
もう無理かと半分諦めかけたけど、これでオレの一生が変わってしまうと思ったら諦められなかった。
そこからは開き直り(笑)。
理解なんてしなくてもいいってひたすら過去問を解いた。
問題と解答をどの年のやつが出てきても覚えてるくらい何度も何度も解いた。最後の1カ月はそれしかしてない。どの年のやつも50点満点取れるまでやるつもりでやった(そこまで記憶力ないから取れないけど)。
それが成功して、合格できた。本番の自己採点は46点だった。
もうここまできたら、理解なんてどうでもいい。もういろんなことはできない。だったら問題の傾向を体に染み込ませることだけ考えてやってみる方がいい。
何度も何度も同じでいいから過去問題をやってみると、何となく掴めるものがある。それで絶対受かると思う。
あとちょっと頑張ってね!