人が声をあげるという事

京都伏見の不動産会社プラスホームかやまです。

 

ボクたちはFBI(伏見情報局)という伏見の街を楽しい街にしたいという想いを持ったグループを作ってます。

 

伏見醍醐エリアという地域

伏見の中でもボクたちの住む醍醐エリアは高齢化が進み、地元の商店やお店等が少ない。大きな通りや大きなお店があるものの、観光名所に恵まれてるわけでもない、田舎でもなく都会でもない、どちらかというと素通りされる地域。

先日も某番組がネタ探しに取材に来ましたが、特に何もないとの事で撮影を断られた特色のない街。

不安なかやま

ボクはそんな街に住み、そんな街で仕事をしてる。こんな状況に危機感を抱いていた。でもボク自身、何か街のオススメはって聞かれると未だに何一つ答えられない。

 

楽しい街にしたいという想いが繋いだ出会い

プラスホーム佳山

そんな危機感からボクは何かを変えたくて声をあげた。プラスなニュースという地元の情報を集めたチラシをうち始めた。やがてオープン前のコーヒー店を見つけた。

「ヒーローズコーヒー」そのお店は正直、醍醐エリアでは珍しくお洒落なお店だった。いつオープンかははっきりわからないまま、プラスなニュースで紹介した。

しばらくして新店オープンし、すると店主から「初めまして。アナタが書いてくれたチラシを見て来店があったんです。」とメールがあった。ボクと店主はすぐに仲良くなり、醍醐エリアを面白い街にしたいと語り合った。

ほどなくして、面白い人が市民活動センターにいると連絡が入った。すぐに仲良くなり面白い街にしたいと語り合った。

さらに同じ市民活動センターにもう一人面白い人がいると紹介され、すぐに仲良くなり面白い街にしたいと語り合った。

さらにはまちづくりアドバイザーの協力も得られることになり少し街を面白くできるんじゃないかとワクワクし始めた。

 

映画を作ろう

ボクたちは定期的に集まり、これから醍醐エリアを良くするためにどうすればイイかを話し合った。

何をするかはイマイチ話が進まなかった。でも街を楽しくするためにはまずそれをしようと言ってるボクたちが楽しくないといけない。そこだけは固まってた。

 

ある日、映画作ってみないという話が出てきた。誰も本気にしていような、でもちょっと本気のような感じ。ただ、ちょっと面白そうな気だけはあった。

街づくりっていうと大げさだけど、まずは楽しんでやってみよう。

そんな感覚で映画作ってみようってなった。

 

でも正直、映画作りなんて誰もやったこともない。どうしようと思ってたらたまたまだけど、大学の映像学部で映像作りを学んでる学生に出会うことができた。

それからは作曲家にも出会い、映画の構想を募集し、撮影が開始。

撮影は本当に楽しかった。

醍醐でムービー

 

ボクたちの作った映画はついに完成し、上映会ツアーをもって街づくりの礎にする。

人が声をあげるという事

人が声をあげるという事。

それはとてつもない力を生むことを知ってしまった。声を出せばそれに賛同する仲間が集まり、それはとてつもない拡がりや、奇跡的な出会いを生む。

 

「映画をつくってみたい」

 

ボクたちがあげた声は素人の戯言でしかなかった。

でもあげると、新たな仲間ができ、本格的な話になっていき、作り上げてしまった。

ボクたちは映画監督じゃないから映画のクオリティを求めてるわけじゃない。完成させ、それを拡めて楽しいことを一緒にする仲間たちを集めたい。その輪を拡げて、醍醐エリアを楽しい街にしていきたい。その第一歩が踏み出せた。

その上映会ツアーをいよいよ今日10月27日から開催した。これについてはもう一度改めて書きたいと思う。

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