不動産の話|伏見醍醐エリアでの賃貸経営の難しさ(エリアの特性)
京都伏見の醍醐エリアを熱くする男かやまです。
ボクは京都伏見の小栗栖という街で不動産会社を経営しています。
と、同時に小栗栖に住んでもいます。
だからもっともっとこの街が良くなってほしいという想いを強く抱いてます。
だって、自分の住んでる街が楽しくなった方が人生楽しいに決まってますから。
ボクは街を良くするために色々な取り組みをしている
という事で色々な取り組みをしています。
FBI(伏見情報局)というグループを作り、楽しい街にするために例えば、素人同士で映画を作って一緒に楽しい映画作りに参加した人を集めてます。
そういったボク達の取り組みは新聞やラジオにも取り上げられました。
今後も色々と醍醐エリアを楽しくする取り組みをしていきたいと思います。
そんなボクだからこそこの街に憂いを感じ、もっと発展するためにはと毎日考えてます。
伏見醍醐エリアで賃貸経営をするなら
と、同時にボクは不動産屋です。家を売ったり貸したりしてます。だからこの街の現状がよくわかります。
意外とよくある相談がお店を始めたいけどどこかいい物件ないですか?
という相談です。
お店と言っても色々な種類があるので借りる物件の種類もマチマチですが、この相談は結構定期的にあります。
ただ、醍醐地区は大型店舗が多いため、小さく始めたい個人さんにとっては探すのが難しい。
また、見つかったとしても家賃が高い。ロードサイドや駅近っていうだけでめちゃくちゃ家賃が上がる。でももはや時代はそうじゃなくなってる。
ネットでの販売が主流になってきており、SNSを利用するればどんな郊外にもお客さんを呼べる時代になってきている。もはや箱(お店)の立地条件は二の次になり始めてる。
実際には歴史的な背景もあるかもしれませんが、醍醐エリアは留まるというよりも通り過ぎる人が多い。周りは大きな道路に囲まれており、車も通りすぎる傾向が強く、街自体にそこまで集客力がありません。
乱暴な言い方をすれば家賃と集客力が連動しておらず、いざ、始めてみても高い家賃が支払いきれずすぐにやめてしまうというケースも多くあります。もちろん事業に魅力があればという意見もあるでしょうが、事業に魅力があればもっと街中で勝負します。
販売方法が変わりつつある時代に、ロードサイドや駅が近いという理由だけで家賃は上げられないのです。しかもそのロードサイドや駅自体に集客力がなければもはや何のメリットも無いのです。
冷静になって、街自体の集客力(そこまで家賃を取れる物件か)、この場所では果たして何を求められているのか、などしっかりと検討しながら、逆に借り手に対してここであればこういう使い方がありますというこちらから提案してあげるようなものが必要になってきていると思います。
自分の土地、物件がどのような特性があるのか。逆に借りる側の立場に立ち、地域の特性を知ることが重要な要素になってきてます。まずはじっくりと考えましょう!