京都伏見醍醐の街を熱くする男、佳山です。連日の体温越えの京都。暑さもここまでくるとスゴいと感心するしかありません(笑)。ただ笑い飛ばすわけにもいかないのできっちり熱中症対策はしましょう！

今回はお家を探すにあたってどなたも多少は持ってるであろう希望条件のお話し。意外と落とし穴にハマってるかもしれませんので注意が必要です。

希望条件のワナ

何でもそうでしょうが物を買うにあたってどなたも多少なりとも希望条件というのはあると思います。

例えば掃除機を買うにしてもメーカーとかサイクロン式とかホースつきが良いとかカラーは白とか色々あると思います（すいません。掃除機にあまり詳しくなくて）。むしろ希望条件をある程度持っておいてもらわないとボクらとしても何をおススメしていけばいいか分からないのでぜひ考えてください(笑)。

そこにこの間も書きましたがお家を探す前に希望条件をしっかりとまとめておくのは本当に大切な事。これをやるとやらないとではあとあと効いてきます。

ただ、この希望条件に囚われてしまって選べなくなってる人がいます。

 

例えば「南向き」という希望条件に囚われれしまってそれ以外の物件を選べない、見向きもしない方。

これはボクは「希望条件のワナ」だと思ってます。

 

家を買う希望条件を考えるよりも大切な事

もう一度言いますが、物を買うにあたって希望条件を考えることはとても大切なことです。ましてや家を買うなんて一大イベントで何の希望条件も考えずに探すのは無謀でしょう。

 

でももっともっと大切な事はなぜその希望条件を選ぶのかを考える事です。

 

例えばなんですが、先ほども挙げましたがお客さんの中には南向きに無性にこだわる人がいます。

で、その人とお話をしていて

「何で南向きにこだわるんですか？」

って聞くと、

「陽当たりが良いから」

って答えます。

 

 

なるほど、そりゃそうです。一般的に南向きは陽当たりが良いって思われてますし、「南向きで陽当たり良好」って広告にも載ってますもんね。

 

でもよくよく考えると南向きっていう事は道路が南側にあるっていう事。じゃあ特に京都に多い長細い敷地（いわゆるうなぎの寝床）の場合、駐車場も南側にあるケースが多い。そこで１ＢＯＸ車のような大きな車だと南側にある窓を車で完全に隠して、陽の光を遮ってしまうんです。

 

それじゃあダメじゃん！

 

むしろ陽当たり重視の人の場合、北向きで裏側である南側のスペースが空いているお家を探した方が陽当たりが良かったりする。しかも、北向きを探している人は少なかったりするので、それ以外の条件（例えば金額とか場所とか）が良かったりする。そうなればお得に陽当たりの良いお家が選べたり、さらにより良いお家を選べたりするかもしれない。

 

希望条件を考えることはとても大切な事。でももっと大切なのは自分は何を求めているかをちゃんと突き詰めること。一般的な固定観念は希望条件のワナにハマってるかもしれません。見つかるものも見つからないし、損することになるかもしれない。

 

何でその希望条件を挙げるのかっていう事を考えていったら意外とこだわりが無くなったりしていいお家が見つかるかもしれませんね。まずは希望条件をたくさん書き出して、第三者に見せてみるのもいいかもしれません。僕に相談してくれたらいいアイデアが出せるかもしれませんよ(笑)。