不動産の話|車のローンがあると住宅ローンが組めないってホント?
京都伏見の醍醐エリアを熱くする男かやまです。
昨日はバレンタイン。結婚してから、子供が生まれてからもらえない事は無くなったとエラそうに書いてましたが、昨日帰ると娘が二人とも寝てました。ちょっとドキドキでした。

無事もらえたよ!
住宅ローンにとって車のローンは障害となるのか?
さて、たまにお客さんより「車のローンがあると住宅ローンが組めないって言われたのですが・・・」と言われることがあります。なんかネットにそう書いてあったり、不動産営業マンから言われたこともあるとか・・・。
結論から言いますと組めます!

マジで!やったー!!
ただ、かなり大きなマイナス評価になってしまいます。
少しややこしい話になりますが、住宅ローンの審査は借りる人がどれくらいの返済能力があるかという点を見ます。例えば、35年の住宅ローンを組むとして、家族構成の中でいずれか買ってくるであろう学費、上ってくるであろう生活費を予測し、逆に給与所得はどれくらい上るのかを判断し、35年間のトータルで見ています。
しかしながらそれとは矛盾していますが、最初の審査の段階で、
「今、現在この人は月々○○円の返済に耐えられる人である」
という判断もします。
例えば借入の期間が住宅ローンは35年、車のローンは5年ぐらいです。そもそも返済期間に違いがあります。しかしながらその期間の違いを銀行の審査では見ません。
仮に住宅ローンの返済が10万円まではいけるであろう人が、車のローン3万円組んでいるとなると、返済期間の違いを見ずに単純に10万円-3万円=7万円までが月々の限界の返済額と見ます。
少しややこしい書き方ですがこれが大きいのです。
月々10万円まで借りることの出来る方と言うのは(大雑把ですが)住宅ローンで考えた場合、おおよそ総額2700万円までは借りることの出来る方です。
車のローン月々3万円ほど借りてる方は(これも大雑把です)総額200万円ほど借りておられる方です。
単純に2700万円-200万円=2500万円借りることが出来るのではなく、先程の月々の支払いベース7万円に考えるので35年の総額に考えると下手をするとおおよそ2000万円借りることが出来るかどうかとなってしまいます。
車のローンは金利が大きく、借入れ期間も短いので月々の支払いが大きいため、200万円借りているために住宅ローンに当てはめると700万円ほどマイナスに見られてしまうという現象が起こってしまいます。

ややこしい!!
まとめると住宅ローン2700万円借りることができる人が200万円の車のローンを組んでいる為に2000万円ほどしか住宅ローンを組めないということになってしまいます。
分かりやすくするために少々極論気味に書いてますが大きな違いはないと思います。
少しややこしいのですが車のローンを組んでおられても住宅ローンは組めます。ただマイナス要素がかなり大きいのでどうするかは少し考える必要があります。
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