不動産の話|売りに出ているはずのお家。でもなんで広告に載ってないの?

京都伏見の醍醐エリアを熱くする男かやまです。

ちょっと今日も不動産ネタを。って時はブログネタに困ってる時だと思ってください笑。

 

売りに出てる家は意外と多い

さて、世の中見ていると売りに出ているお家は結構あります。

プラスホームにお越しいただくお客さんと話している中でボクの秘密兵器(売りに出てるお家、売りに出てたお家が載ってる地図)を見せると「家ってこんなに売りに出てたの?」と驚かれます。

えっ

こんなには驚きません

 

でも最近はインターネットなんかで手軽に売りに出ている物件を見ることが出ているのに、思ったほど物件が無い。なんてことないですか?

 

実は、広告に載っていない物件ってやつがあるんです。

売りに出ているのに何で広告に載ってないのって疑問に思いますよね。そこにはいくつかの理由があります。大きく分けると4つほどあるかと思うので書いてみます。

 

家が売りに出てても広告に載らない4つのケース

①売主さんがあまり大々的に広告活動はやめてほしいといってるケース

これはある意味では不動産売買の独特のものかもしれません。

不動産を売りに出すというのは大半の方は自分の家を売り出すということです。自分の家を売り出すということは他に住む家があるわけではありませんので住みながら売りに出すことが多いのです(先日少しこの辺りのことは書きましたね)。

売りに出ていることを知られると、周りに知れ渡ったり、知らない方が見に来るなんてこともあります。売り出す理由が離婚や借金などマイナス要素のある場合ですとあまり周囲に知られたくないと言う方もいらっしゃいます。なので広告はあまり出さないでと言われることもあります。

ただ、実際には広告に出さないと売れませんので、時間もかかってしまうので結果知られてしまったり、知られてからも売れなくて住んでる期間が長くなってしまうので冷静に考えるとリスクが高いので最近の売主さんはあまり言ってはこられません。

 

②広告活動をする前に売れてしまったというケース

不動産会社は売主さんから物件の販売を任された段階でまず、自社のお客さんに報告します。お家を探していらっしゃる方は自分の気に入った物件が売りに出てくるのを待っている方も多く、どこかしらの不動産会社に登録されている方も多いのです。

そういう方が出てきた物件の情報を聞き、すぐに見に行き、そのまま売れてしまうというケースは皆さんが思っている以上に多く、結果売れたものを広告に出すわけにはいかないので(紙面広告の場合は締め切りの関係上やむなく出てしまうケースはありますが)広告に出ないということです。

 

③売主さんの担当不動産会社が自分の都合で他の不動産会社に広告活動をしてはいけないといっているケース

残念ながら不動産会社の中には自分の利益だけを考えている会社は今もあります。自社で任された物件を自社のお客さんに売れば手数料が売主さん、買主さん両方からもらえるため、それを狙うためにその可能性を少しでも広げるため、他の業者には広告活動をさせず、自社だけ広告をしてお客さんを見つけやすくするという残念な作戦です。そしてさらに残念なことにこのケースが一番多いと思います。

 

④ただ単純に広告を行っていないだけというケース

不動産会社にも色々な不動産会社がいます。ですから、単純に広告活動や、不動産売買に積極的でなく、載せていない、載せるのを忘れているなんてこともあります。まさかの不動産会社の勝手な都合や怠慢です。

 

基本的に不動産情報は全ての業者が共有しなくてはいけないものと法律で決められているので、ひとつの会社だけがその情報を持っているというのはそれだけで重大な法律違反なのです。それでお客さんの利益が守られれば結果的にはいいとは思いますが、売主さんはできるだけ早く売れてほしい、買主さんはできるだけ早く買いたいと思っているのに、情報を出さないというのは残念なことですね。営業戦略の場合もありますが。

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