不動産の話|よりよいお家を探すためのコツ
京都伏見の醍醐エリアを熱くする男かやまです。
昨日からお家を探すのに意識したらいいって事を書いてます。今日はその2つ目ですね。じゃあ早速本題にいってみましょう!
圧倒的なお家探しの経験不足
自分に合った営業担当者を選ぶことが出来たとしても、その人が最初からあなたのことを知ってくれているわけではありません。その人にあなたの事を知ってもらわなければならないのです。
でもここで言うあなたの事とはもちろん、あなたの好みや、趣味、嗜好も含まれますが、一番は「あなたがどんなお家を求めているのか?」という点です。
は?当たり前でしょと言われるかもしれません。ただ、これを把握しておられる人がなかなか少ないのも事実です。
洋服や雑貨、食べ物など、普段から触れ合っており、また、選択している経験が多いものは(例えば食べ物などは毎日選択しています)簡単に、自分の好みもわかり、また、時に冒険心など出したり、単純に今日はこういう栄養を取りたいから(普段は食べないけど)これにしようなど普段とは違うものを選ぶこともできます。
ただ、お家となると、選択した経験が圧倒的に少なく、中には生まれて初めて家を選ぶという人もいます。もちろん色々なお家に住んだ経験も無いので、そもそもどういうものが自分の好みか、自分の生活スタイルに合ったお家とはどういうものかわからないのです。とにもかくにもお家を選ぶということに対してほとんどの人が圧倒的な経験不足なんです。
とは言え偉そうに言ってますが、ボクも不動産を見る経験は一般の方より圧倒的に多いですが色々なお家に実際に住んでいるわけではないので圧倒的に経験不足です。
正直なところ、情けない話ですが実際にお家を買い、住んでみて初めて分かったこともたくさんあります。
ですから普段お客様にアドバイスするときは不動産のプロというよりも先にお家を買った先輩としてアドバイスしてることの方が圧倒的に多いです。
経験不足をカバーするために
あなた自身がお家に対して何を求めているのか、どのお家がよりベターなのか。これらを把握することに近道はありません。まずはお家を実際に見る前にこれをじっくりと整理することが重要です。
例えばまず、今まで住んできたお家を思い浮かべてください。どんなところが気になったか、不便だなと感じたのはどんなところか、周辺の生活環境は?間取りは?和風?洋風?自分のお部屋はどんなイメージになっていましたか?片付けられてましたか?過去を遡ることはとても大切です。
特にマイナスイメージだったところは少々大げさかもしれないけどトラウマとして残っておられる人も多いので、新しく購入するお家はそこを注意したほうが良いと思います。
また、今の家族はどうですか?自分の過去のお家を遡ると同時にパートナーの過去を遡ることも大切です。ボクの経験上、ご夫婦で全ての意見が合致するケースはほとんどなく、どこかで合わない点が出てきます。その時はどちらの意見を優先するのか。(ボクの経験上では大半が奥様のご意見ですが・・・)こういったことを出来れば信頼できる営業担当者とじっくり話すことが理想です(第3者を入れることでより冷静に思い返すことが出来ます)。
まずはじっくりとイメージを思い描くこと。経験不足を補うのは想像です。漠然とでいいのでそれをするだけで見えてくるものが変わります。