父親の役割|父親ってどういうもんだろう

京都伏見の醍醐エリアを熱くする男かやまです。

ボクは二人の娘を持つ父親です。

 

父親のイメージがわかなかった

正直大した親でも無いですがボクなりに漠然と父親像みたいなものはあります。

 

ボクの父親はボクと大きな壁があり、ボク自身が父親に抱いていた感情は「恐怖」でした。

 

ボクが小さい頃、父親はボクを今の時代では到底許されないような鉄拳制裁で抑えつけ、怒鳴り散らすので、正直父親に対して震え上がってました。何も言えない子でした。ずっと怖い父親と言うわけでは無いですが、どちらかと言うと教育と言うよりも自分の感情で怒っているという印象が小さかったボクには強く残っており、どこかで父親を怒らせてはいけないというご機嫌取りみたいなところがあったと思う。

激おこ

恐かった…

 

時はバブル。アスファルト舗装の会社を経営していた父親はいわゆる道路族と言われ公共工事が山のようにあり、仕事がありすぎて困るという状態でした。仕事はもちろん、遊びってやつもハデな時代でしたから特に中学・高校時代はほとんど父親の顔は見てなかった。だから正直、ボクの中で理想の父親像みたいなものがよくイメージできなかった。

でも、色々と助けてもらってもいた。幼稚園や小学校の時には運動会なんかも見に来たり、中学時代なんかは学校の保護者の役をしてくれたりしてどこかで関わりを持とうとしていたことは伝わっていた。だから恨みは無いし、むしろ尊敬してる部分が強くある。特に今となっては同じ経営者としても激動の時代を苦労して生きてきた姿を見てるのでメチャクチャ尊敬してます。

 

俺のおかげ

尊敬してます

 

ただ、父親としてはああなってはいけないという反面教師としている部分が大きい。やはり、恐怖や感情で抑えつけるのはボクはダメだと思ってる。

 

ボクの思う父親像

正直、何が正解かは分からないし、さっきも書いたように父親との触れ合いが少ないので、理想の父親像と言うものがよくイメージできてない。ただ、それはボクの父親もそうだった。彼の父親もほとんど家にいなかった人らしい。だからボクにどう接したらいいか分からない部分があったんだと思う。ボクも娘ができた時最初そうだった。

だからこそボクは考える。自分の子に父親をイメージできない子にはなってほしくないから。

かやま

イメージできるかな?

 

ただ、理想の父親像みたいなものがあるとしたら、それは正直、年々変化してきてる。

 

今、思うのは色んな選択肢があるという事を知ってほしいという事。生き方なんて人の数だけある。自分なりの生き方を見つけてほしい。それと、楽しんでほしいという事。

心に余裕がなくなると笑顔を忘れる。ボクなんてホントそうです。特に仕事がウマくいかないと、心に余裕がなくなって頭がその事ばかりになる。楽しい事も楽しくなくなるし、楽しい事に気付く事すらできなくなる。そうじゃなく、できるだけ余裕を持てるような生き方をしてほしい。

 

だからボクはその姿を見せていきたい。

家族にボクが楽しんでる姿を見せ、家族を楽しませる人でありたい。だからボクはいつもどうやったら家族を楽しませられるか考えてる。スベる事もたくさんあって娘たちからバカにされることもたくさんあるけど、それでいい。ボクも楽しいし、家族も楽しんでくれてる事はわかるから。

 

子どもは親の姿を見てる。親が思う以上に見てる。どうして怒ってるのか分かってる。教育として怒られてるのか、感情だけで頭ごなしに怒られてるのかわかってる。親を試してるのかもしれない。

感情だけで怒るのは親が我慢できてない証。親の我慢できてない姿を見て子どもは我慢しなくていいんだって思ってる。

子どもを怒る時にボクもやっぱり感情が入るから我慢できない。でもそこをグッと堪えてる姿は子どもは見てる。それで我慢を覚えると思う。ボクは父親として何よりも伝えたいことを自分が実践できる親でありたいと思う。

ボクは娘たちに出来るだけ自分の姿を見せたいし、見せられる自分でありたい。何か困ったとき、いざと言う時はここにお前たちの父親がいるという安心感を持たせられる父親でありたい。今はそんな父親が理想かなと思ってます。とはいえやっぱり母親の力が大きいですけどね(笑)。

 

そんなボクの父親像みたいなことを同世代の父親たちとトークショーで話します!

ボクにとってまた未知なる挑戦だけど、なかなか普通の父親が話す機会ってないと思います。今、父親の人も、いつか父親になるであろう人も、母親も、そうでない人も色んな人に聴いてほしいのでどうぞお気軽に来てください!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です