売りに出してる不動産が売れないからと安易にやってはいけないこと

京都伏見の醍醐エリアを熱くする男かやまです。

普段はプラスホームという不動産屋として家の売買や貸し借りのお手伝いをしております。

 

さて今回は、売りに出しているご自宅や不動産が売れないからとやってはいけないことをやっておられる方がいます。先日も不動産業者に提案されてやられてる方がいたので少し気になりそのあたりの事を書いていきたいと思います。

ただ、これもボク自身が感じていることなので正解とは言えません。結果、ここに挙げたことをした方が早期売却につながったという事もあるかと思います。その判断は売主さん自身がしなければいけません。そのための参考事例として読んでください。

 

①安易なリフォーム

不動産会社によっては「古いと売りにくいから簡単なリフォームをして見栄えをよくしましょう」とアドバイスをしてくる人もいます。

これはボクはやめた方がいいと思います。

プラスホームかやま

やっちゃダメ!

 

まず中途半端なリフォームは他の部分の古さを際立てます。

また、買主さんの好みは様々売主さんが良かれとやったリフォームが気に入らないなんてことはよく聞く話です。

他にも掛けた金額分上乗せできる保証もありませんので結局リフォーム代は売主さんのご負担となる場合が多いようです。

自分のお金を出すわけでもないので気軽に直しましょうと言う不動産会社は多いようですが、それよりも買主さんのやりたいリフォームにしてもらうためその分の金額交渉に応じた方がいいかと思います。

 

②建物が古いからと解体

古い家を販売される方に多いのが解体し更地の状態にして売却されるケース。

これもすぐにやるべきことではないとボクは思ってます。

プラスホームかやま

これもダメ!

 

確かに新しくお家を建てることを検討されてる方にとっては更地である方がプランも入れやすいためイメージがしやすいというメリットがあります。ただ、中古住宅をリフォームして住みたいと考える方も近年はかなり増えました。

売主さんから見ればこの建物は価値はないと判断しても、別の方から見れば活かせる価値があると判断する方もいますし、中にはしばらくはそのまま住むという方もいます。

結局はわざわざ可能性をこちらで狭める必要はないという事

そのまま「古家付き土地」として販売すれば、そのまま住む人、リフォームして住む人、新築を建てて住む人と色々な人に可能性が広がるのにもかかわらず、更地にしてしまえば新築を建てる人だけになってしまうという事です。

 

③安易な業者変更

なかなか売れないからとすぐに業者を変えようとされる方がいます。

これもあまりおススメできません。

 

不動産の売却活動を任せる「媒介契約」には最長3か月(一般媒介契約を除く)という期間がありこれが切れる前に業者に何の落ち度もなく一方的に契約を切れば広告費などを請求される恐れがあります。落ち度があったとしてもそれを証明するために時間と金銭、労力などを考えればあまり得策とは言えません。一度は信頼した業者ですから媒介契約の終わるその時まで信頼してあげたいものです。

ちなみに弊社プラスホームは完全成約報酬。お家が売れたその時に仲介手数料をいただくのみとさせていただいておりますので媒介契約の期間が切れる前に契約終了を告げられたとしても広告代他、一切の金銭は要求しておりません。そうです、宣伝です(笑)。

プラスホームかやま

宣伝に引っかかってくれてもいいですよ!

 

また、安易に担当業者を変えたからと言ってもその原因を考えない限りまた同じことの繰り返しです。正直言いますと不動産は販売期間が長くなればなるほど売れにくくなります。売れ残り物件のレッテルを貼られるからです。そうなる前の対応策が必要ですがそのためにはなぜ売れないのかの原因を考えることが大切です。そのあたりの原因や対応策などはまたの機会に書きたいと思います。

 

 

かやまは京都市伏見区でプラスホームという不動産会社を営んでおります。

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