お前は不動産営業には向いてない!

京都伏見の不動産会社プラスホームかやまです。

いよいよ気候が秋めいてきましたね。秋の入り口の少しヒヤッとしてくる感じがボクは大好きです。趣味でよくキャンプに行ってましたのでシーズンにも入る秋が好きですね。このまま涼しくなっていくのでしょうか。

 

お前、不動産営業には向いてない

こう見えて(どう見えて?)実はボク、人見知りです。人に向かってこうしなさいなんて言う事が出来ません。

 

大学を卒業し、不動産業界に入って途中、違う業界にいたこともありましたが結局戻ってきました。でも、以前に何度も言われた事があります。

 

「お前、不動産営業には向いてない!」

プラスホーム佳山

えっ!ホントに?

 

残念ながら一度では無く何度も言われてますし、自分でもその通りだと思ってます。

 

不動産営業とは数多い物件の中から迷っているお客さんに「これにしなさい」と最後は背中を押してあげないといけない所があります。お客さんが本当に気に入った物を見つけるまでと言ってもお客さん自身がどれがいいかいくつ見てもいくら見ても決断に迷う事がほとんどなんです。

以前にも書きましたが、大半のお客さんは家を買うという事は人生の中で一度きり。家を買うという事に対して未経験の素人なんです。だからいくつ見てもどれが自分にとっていいのかが分からない。そんな分からない人に「これが良い」とある程度背中を押してやる事が必要なんです。少し言い方を変えれば強めの営業が必要。むしろゴリ押ししてる営業マンが売れてる営業マンというケースがほとんどという世界。

 

そんな世界で、ゴリ押しできないボクは間違いなくこの世界に向いてないと自分でも自負してます(笑)。

 

じゃあなんで不動産業界にいるの?

ボクは大学を出てすぐに不動産業界に入りました。でも不動産業界に入りたかったわけじゃないんです。ボクが大学に入った頃ぐらいから就職氷河期と言われ始めそれが年々ひどくなっていき、ボクが卒業するころは超就職氷河期と言われ、就職先を選べるどころか就職できない人もたくさんいて、就職浪人なんて言葉も出て同級生の中にもあえて卒業しないという人もいました。

ボクはずっと以前から早く社会に出て仕事がしたいという想いを強く持ち、就職する事にどこか憧れみたいなものがありました。華やかな業界を選び、その中でも特に名前のある企業ばかり選んでいたボクに超就職氷河期はカウンターパンチを食らわせました。一向に就職先も決まらず、もう一度自分を見つめ直す機会をつくり、なぜ就職したいのか、どんな仕事をしたいのか考え直しました(この辺の事は長くなるのでまたの機会に書きたいと思います)。

 

割愛しますが簡単に書くとボクはたまたまこの業界にいます。でも今でもいるのは自分の意思です。たまたま入ったこの業界に自分の意志で自分の会社をつくった。何度もやめようかと思ったこの業界だけど、家を買ってもらった人のボクへの感謝が半端ないんです。「ありがとう」「佳山さんに出会えてよかった」そう言ってもらえる力が大きな買い物だからこそより強い気がするんです。ボクは単純なんで感謝されると嬉しい。だからこの世界に居続けたい。だから向いてなくてもやっていけるんです。

 

向いてるか向いてないかと言えばボクは不動産営業には向いてないかもしれない。でも今やってる仕事が向いてるかなんてたぶん誰にもわからない。今やっていることをどうしたら向いてる仕事にするかは自分の考え方、捉え方次第だと思う。

人によって家に求めていることは違います

だから色んな家の売り方がある。ゴリ押しだけが不動産営業の正解じゃないとわかってるボクは違う家の売り方ができるんです。だから誰かに不動産営業に向いてないと言われてもなんとも思わない。色んなカタチの仕事を楽しみたいと思います。

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