不動産の話|お得な物件探して~!

京都伏見の不動産会社プラスホームかやまです。

台風が近づいてます。京都にも今晩から明日の朝にかけて近づくようです。気をつけてと言ってもなかなか何をどうすればいいか分からないものですが、とにかく用心する意識だけでも違うかなって思ってます。

 

さて今回は家を探すときに希望条件を聞くとよく言われる事があります。でもボクはここにいつも疑問を持って話をしてしまうので今回はブログにしてみました。

お家を探してる人からよく言われるひとこと

これまで色んな人達出会い、たくさんの人にお家を買ってもらいました。ボクが一番大事にしていることは一番最初に合った時の話です。色んなお話をお客さんとしますが、「佳山さん、お得な物件探してよ!」って言われることがよくあります。

大きな買い物である以上損をしたくないとか、失敗したくないっていう想いが強いのは当たり前だと思うんです。だからそんなひとことが出る気持ちもわかります。また、ひょっとしたら深い意味はなく、一生懸命探してよっていう意味で口に出されたのかもしれません。

 

でもそもそもお得な物件って何ですかね?

 

自分たちが住むための家に他人の評価である損も得もないっていうのがボクの持論です

 

お得な物件って言うと単純に金額が安い物件?ではなく相場より安い物件でしょうか。たまに相場より安い物件は出ます。それは間違いありません。でも相場より安い物件はまず、ボク達不動産屋が事業として買ってリフォームしたり建て直したりして商品にします。しかも不動産屋は事業ですので色んな業者が場所を問わず探してます。決断も早い。中には物件の中を見なくて決める事もあります。そのスピードに一般の方が勝てるはずもない。だから、一般の方が相場より安い物件を買う事は奇跡に近い。

 

で、そこで住む家に損も得もないって話です。

一般の方が買う家はビジネスでは無い。だから、損得じゃないんです。そもそも相場より安い物件が出たとしてそれを買えるとして、本当に自分の希望条件に合致してますか?

例えば極論、価格が高かったとしても自分の求めてるものに100%合致していれば自分にとって買うべきお家でしょうし、いくら価格が安くても何も条件に当てはまってなければ高い買い物でしかないわけです。

 

実際に住むお家には損得よりも大切なものがある

日本人の特徴かどうかはわかりませんが、新聞やニュースなどで発表されている地価公示などで自分のお家の近くの価値が上がればうれしくなりますし、何だか得したとか、自分たちは間違ってなかったとかいった気分になりがち。でも価値が上がったからと言ってお家を売るわけじゃないしそれで幸せになれるわけじゃない。しかもそもそも地価公示などはあくまで指標の一つで、実際に取引される金額じゃない。そこに一喜一憂しても仕方がないんです。

 

ボクはお家は家族の幸せな時間を造るためのものだと思ってます。そこを最も大切な指標にしてほしい。世間の評価や合ってないような虚像みたいな価格に左右されることなく、自分たちがこの家がほしい!この家に住めば楽しい時間が待ってる!と思えるようなお家を買って欲しいと思います

自分たちの家を決めるのはあくまでそこに住む自分たちです。他人が決める事じゃない。他人が評価してる損得は自分が買うお家には関係ない。ここを強く持ってほしい。

虹

自分たちで決めた家にはきっと幸せな時間が待ってる

 

家を買った後の実際にそこで住んでみる暮らしを想像してください。楽しい事が心ときめく事がたくさんあります。そう思えたらお得な物件を見つけることが出来たという事だとボクは思うし、自分たちがそう思えるお家を見つけられたらその家を迷わず買うべきです。きっと幸せなマイホーム生活が待ってます。想いを持って探しましょう!

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