色んなイベントを主催するようになって改めて気づく事
京都伏見の醍醐エリアを熱くする男かやまです。
ボクの本業は不動産屋さん。家売るオトコです。それが最近、なぜか色んなイベントを主催するようになりました。イベントと言ってもオープンハウスだとか住宅説明会みたいな不動産屋が主催するようなイベントじゃありません。昨日2つ、今日も1つイベントやります。
行動が変わり始めた
イベントのどうこうはまた改めて書くとして、ボクが最近主催したイベントとは講演会やトークショー、映画を作った完成披露試写会、夜会や休憩室と言った、たぶん日本中どこの不動産屋を探しても見つけられないと思ってるイベントです(笑)。こうやってやってるイベントを挙げればなんのこっちゃですよね。どれも楽しみながらやってます。
なぜこんなことをやり始めたのか。
キッカケは自分の中でふつふつとわきあがる「普通の不動産屋になりたくない」という欲求です。
ボクの夢は家を買う買わない関係なく誰もが気軽に来れる不動産屋になる事、伏見醍醐エリアに店主の顔が見える面白い商店街を作る事。
どっちも漠然とした夢です。ボクの説明不足もありますがなかなか聞いてすぐにイメージもつけにくい。ただ漠然とした夢ではありますがボクの頭の中には確かにあるもの。地域に根差すという事を真剣に考え、人との触れ合い、関わりを求め、そのためにどうすればいいかを考えました。そこを考える事で少し行動が変わってきました。行動が変わり始め、それを訴え始めると今まで出会った事のない人達と出会い始めました。
今まで出会った事のない人たちとの出会いはボクに新たな刺激を与え、行動する勇気を与えてくれました。
ボクが行動する事で刺激を受け、またその人たちが新たにチャレンジしてくれるようになりました。ボクが何かを始める事で勇気が湧いた、自分も刺激され何かをしたいという欲求が出てきた、何かを始める姿を見てこれなら自分の出来るんじゃないかという言葉をもらえるようになったんです。そうした現象はボクにまたさらなる欲求を与えました。
ボクの夢に必要なもの
ボクの夢にどうしても必要なもの。それは間違いなく人です。
面白い不動産屋、面白い商店街、面白い街に必要なものは人なんです。ボクだけではどうしようもない。例えばボクにメチャクチャ魅力があって、面白くて、カリスマ性があって誰もがボクの一言についてきてくれるような人ならいいけど、残念ながらボクには何もありません。それらがあればと思う事もあるけれどないものねだりしても仕方ないので、無いなりにどうすればいいか。これは仕事の上でも常に考えてます。ただ最近思うのはそういったものがボクに備わっていれば面白い不動産屋を作る事は出来ても面白い商店街、面白い街は作れない、ボクの目指す面白い不動産屋は作れない。
ボクはもともと一人で何でもできると思ってたところがある。誰かに教えて時間がかかるぐらいなら自分がやった方がって思ってました。今でもその考えは少し残ってると思う。
でも一人でやれる事なんてたかが知れてるし、そもそも楽しくない。
「友情は、喜びを二倍にし、悲しみを半分にしてくれる」
なんて言葉をどっかで聞いた事がありますが、確かにメチャクチャ楽しかった事はやっぱり誰かと分かち合った時なんですね。
だからボクが作りたいのはみんなで楽しむもの。例えカリスマだったとしても一人の力では作れないんです。
どうやればそれが作れるかなんて答えはなかなか見つからないけどいつも思うのは自分を発信し続ける事、人と触れ合う事、その場を作る事、挑戦する事。それしかないんだと思います。どれも急に効果を得られるわけじゃない。ずっと何も得られ続けない事もある。でもボクはいろんな人たちと触れ合い、色んな刺激をもらった。人との出会いは新たな自分を見つけてくれた。
今でも何かやろうとする時、始める前は正直どこか恐怖があります。誰かから否定される恐怖、否定までいかなくても「それ意味あるの?」と言われれば何も答えられなくなる自分がいますし、何も得られずムダになるのでないかという恐れ、誰も来ないかもしれないという恐怖、自分自身が後悔してしまうんじゃないかと思ってしまいます。
実際、全然人も集まらない事なんてたくさんあります。さっきも言ったようにボク自身に何か特別なものがあるわけでも無いし、発信力があるわけでも無い。だからふたを開けてみるまでどれだけの人が来るかドキドキですし、見事にスベる。でも始めてみると何かしらの気づき、拡がる輪であったり、応援してくれる事を肌で感じ、そこに対する感謝と次はボクが返す番だという意気込みも生まれる。具体的な効果は無かったとしてもそこを感じるだけで次またやろうという勇気が得られる。それがまたチャレンジし続けられるいい循環になる。
ボクももっと誰かのチャレンジを応援できる人になりたいし、そのための環境を作っていこうと思ってます。
これからも少しずつ色々な輪を拡げ、一つ一つを大切に深めていきたい。