家を売るとき提示される金額なんかより大切なこと
京都伏見の醍醐エリアを動かす男かやまです。
普段はプラスホームという不動産屋として家の売買や貸し借りのお手伝いをしながら、自分の働く街、住む街である京都市伏見区の醍醐エリアを楽しむため色々な活動をしております。
今回は家を売りたい、そう思ったときにどうすればいいのかを書いていきたいと思います。
家を売りたいと思ったらまず何をする？
「家を売りたい」そう思ったらまずどうしますか？まず金額が知りたいですよね。
じゃあその金額を知るためにどうしましょうか？
最近は「一括査定サイト」なんて便利なものがあり利用されてる方も多いです。
弊社プラスホームに査定の依頼をされるお客さんの中にもまずそこで依頼をされてる方もいます。
ただ、かやまの個人的な考えとしては自分が売主さんの立場になった場合、「一括査定サイト」は利用しません。理由はいくつかありますが以前にも書きましたのでぜひ参考にしてください。
ここでも少し書いておりますが、結局合い見積もりのような状態になり金額勝負になります。
何の保証もないあくまで予想金額でしかないのに合い見積もりなんて正直滑稽ではありませんか？
逆に高かったり安かったりすればボクなら不信感を抱いてしまいます。滑稽な競争の中にいる営業マンをあまり信頼できないという点も正直あります。
こんな営業マンはイヤです。
私どもプラスホームはこの一括査定サイトをもう何年も前にやめました。
正直、不動産会社にとってのニーズも売主さんにとってのニーズも満たしていないと感じましたので。
じゃあ金額を知るためにどうすればいいのか。いくらで売れるという明確な答えがあるわけではないので知るのはあくまで相場金額となります。なので個人的には一社に聞けば事足りるとは思ってますが、その会社に対する不信感があるのであれば２～３社問い合わせ、実際にお家の中を見てもらえればいいかと思います。そういう意味では一つの手段として一括査定サイトを利用するのもいいのかもしれませんね。
売主さんの不安に寄り添う
不動産販売というものは正直どこにも答えがありません。誰がいくらでいつ買うかわからないわけです。つまり売っている間は多かれ少なかれ不安が出ます。
ですから金額を聞く以上に大切なことがあります。
それは営業マンです。
営業マンです！
ボクは自分で家（商品）を仕入れ、リフォームなどをして販売をしたりもします。販売期間中は不動産のプロですがやはり不安になります。誰がいついくらで買うかわからないのでその間不安になるわけです。
仲介営業マンとしてお客さんのお家を売るのと自分が売主としてお家を売るのでは不安感にギャップがあるわけです。
そこを理解し、いかに寄り添ってもらえる人か。少しでも売主さんの不安な気持ちを理解してくれるか。
ここが大事な気がしております。
それを見るためにいくつかの不動産会社に問い合わせ実際に会いましょう。
物件にいかに真剣か、自分の話にいかに寄り添ってくれているかを徹底的に見てください。
プラスホームが売主さんに寄り添うために心掛けていること
プラスホームとして売主さんに対して心掛けていること。具体的には
①初めに期間中、不安が必ずあるということを説明する
②理想ばかり語らず客観的な相場金額を提案する
③いろいろな販売方法を提案しメリットデメリットを説明し、お客さんそれぞれによりベターな方法を考える。
④販売期間中、宅建業法（簡単に言えば不動産会社が守るべき法律）の中で義務づけられている事務的な連絡だけでなく状況説明と少しでも不安を取り除けるようなアドバイスを心掛ける。
特に大事なのは販売期間中です。中には販売活動を任せてもらえる「媒介契約」というものを交わせばそれで安心する営業マンがいます。でも本当は売主さんにとってそこがスタートです。
長い道のりのスタートです
正直、早期売却は時の運なんてこともあります。運を運で終わらせない販売努力はもちろん必須ですが、その販売期間を大切にしてくれる営業マンであるかが大切な要素だと私どもは強く思っております。
かやまは京都市伏見区でプラスホームという不動産会社を営んでおります。
