不動産の話|大手不動産会社VS地元不動産会社!不動産売却編仲介の巻
京都伏見の不動産会社プラスホームかやまです。お盆休み真っ最中の世の中ですが皆さんゆっくりされてますか?それとも普段よりハード?ボクは間違いなく普段よりハードです(笑)
奥さんの実家は下関。海が目の前の素晴らしい街です。
大手不動産会社VS地元不動産会社の特集もいよいよ4日目。今回は家を買う立場ではなく、売る立場としてみていきたいと思います。特に今回は仲介と言う方法で売った場合の対決。その前に不動産売却の説明を少し。
家を売る方法って色々あるの?
不動産を売る方法は大きく分けると2つの売り方があります。
一つは仲介と言う方法。これは世間一般によくある方法で、自分で家を売ってもらう不動産会社を選んで任せ、そこに自分の家を買いたいという人を探してもらいます。
チラシとかインターネット広告を使って一般のお客さんで買いたいというお客さんを探してもらうのです。少しでも高く買ってもらえる可能性がありますが、いつ売れるかわからない、金額設定を間違えるといつまで経っても売れずあとから安くしても逆効果でむしろ思ってたよりも安くしても売れなくなるリスクを伴います。
もう一つは買取と言う方法。これは車なんかと同じように不動産業者に直接買い取ってもらう方法でいつ、いくらで買ってもらえるかがはっきりする分計画を立てやすいという利点がある代わりに、業者も転売するため相場より安くなってしまうという欠点があります。
仲介による売却の方法をもう少し詳しく教えて
不動産仲介とは不動産会社が間に入り、売主さんから仲介手数料をもらって買いたいというお客さんを探す(ここで買主さんから手数料をもらう事もある)方法です。
不動産仲介と言う方法の利点と欠点を改めて説明すると
まず利点
・買いたいという一般のお客さんとの直接のやりとりなので金額が高くても売れる可能性あり。
次に欠点
・いついくらで売れるかわからないので次の計画が立てられない。
・最初の価格設定を間違えるとなかなか売れず、あとから価格を下げたところで周囲の人たちは勝手に「何かいわくでもある物件なのでは」という判断をしてなかなか売れなくなる。
・基本は広告による販売なので周囲にばれてしまう恐れあり。
このように仲介と言うのはハイリスクハイリターンの売却方法ではあります。それもこれも最初の価格設定が大切になります。ここで高い価格をつけられそこに一喜一憂して任せるとリスクばかりが上がってしまいます。
仲介と言っても色々な売却方法があります。どういう方法の売り方でいくにしてもいくつかの不動産会社に売却価格を見てもらい、まず冷静な相場価格を知ってからどこに任せるのかを考えた方がいいと思います。
ボクのおススメ方法としてはいくつか不動産会社をあたり価格査定(お家の売却価格を考えてもらう)をしてもらって結果、価格の高い所に任せるのか、営業マンで決めるのか、会社の規模で決めるのか判断した方がいいと思います。
仲介によるお家の売却で大手不動産会社と地元不動産会社ではどっち?
お家を売るというのはプロの僕が言ってしまうと元も子もありませんが、よく縁と言う言葉を使いますが、実際、たまたま売り出した時に買いたい人がいるという運みたいなところが強くあります。その運や確立を少しでも上げるためには
①価格設定を間違えない事。
②広告をたくさん打ってもらう事(戦略を持って)。
③できるだけたくさんお客さんがいるところに行くこと。
この3つが大切な要素になります。
価格設定を間違えないようにするにはいくつかの不動産会社の話を聞く事です。売却依頼をもらうだけのノルマがある大手は売却金額を上げて売主さんに期待させて依頼を任される手法を良く使うので危険です。もし最終任せるにしても他社の意見を聞き、冷静になってなぜその価格で売れるのかの根拠を聞いてください。
広告の量は圧倒的に大手だと思います。近年はインターネット広告が主流でむしろインターネットは地元不動産会社の方が力を入れてたりしますが、不動産を買う確率の高い近所の方はまだまだチラシ広告を見ておられます。ここは大手不動産の最大の武器でしょう。
出来るだけたくさんのお客さんがいるところ。数だけ言えば大手です。でも質(ここが出れば間違いなく買うといういわゆる濃いお客さん)が多いのは地元不動産会社だと思います。ただどこの質が高いかはその時々ですので一概には言えません。単純に数と言う概念だけ見れば大手でしょう。
判定、仲介による売却による勝負の判定は大手不動産会社!ただし、一か八かの博打的な要素が強いため冷静な判断をするための工夫をする事。